ゲームマーケット2018秋に出展してきました!

11月24〜25日に東京ビッグサイトで開催された

ゲームマーケット2018秋に出展してきました。

ゲームマーケットとは日本最大規模のアナログゲームと呼ばれている

ボードゲームテーブルゲーム、カードゲームの祭典です。

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今年の5月からゲーミフィジャパンのワークショップに参加して

つくった『キャベツ王国の夏』を研修ゲームラボのブースに置かせていただきました。

キャベツ王国の夏は時を同じくして通いはじめた無肥料栽培の農業講座での学びや気づきをふんだんに盛り込んだカードゲームです。

 

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uwabamiによるかわいらしいイラスト

ゲームは参加するプレイヤーみんなで協力してキャベツを育てていきます。

bodoge.hoobby.net

 

時にはキャベツを食べてしまう青虫、キャベツが苦手とする台風や日照りもありますが、各プレイヤーは王様や農民、勇者、双子、風水師になり、時にはそれぞれの能力を利用して困難を乗り越えていきます。

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カードが落ちないように重ねて広げていくバランスアクションカードゲーム

当日、ブースにはたくさんの方にお越しいただき遊んでもらいました。

今回で2回目のゲームマーケット参加でしたが年々、出展者も参加者も

増えている印象で、年齢層も幅広く盛り上がりを見せています。

これからのますますの広がりに期待!

 

 

ちなみに、、魅力的なボードゲームひしめく中、とあるブースでは

コマも販売してました。(5分間回るコマ買いました)

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多様な広がりを見せるゲームマーケットの今後に期待しつつ、ぼく自身

感情が湧くような面白いゲームをつくっていきたいと思います。

ゲームを売るというより物語を提供できるようなそんな作品を目指していきます。

 

それでは

 

無肥料栽培ことはじめ

そもそも、無肥料栽培ってなに?

というところからはじまったぼくですが、これから月に1回9カ月にわたる講座で学んだことを今後実践するための備忘録として、残しておきます。

前回第1回目の記事はこちら

土づくりのはじまり - ぬまろぐ

 

今回から本格的な講座開始。岡本よりたかさんが講師として登場!

岡本さんは元々IT業界に身をおいていたということで実践で得た知識・知恵を論理的に説明してくださる。深みのある説得力、目からウロコです。

 

今回の講座で特に印象に残ったのは、

・そもそも植物はなにからできているか

・ミネラルの循環

この2点について書き残しておきます。

 

・そもそも植物はなにからできているか

ざっくりと植物は

・炭水化物

たんぱく質

・ミネラル

の3つから作られている。

(実際の講座では化学式など用いてきっちりと説明してくださりますが、あくまでざっくりと。。)

 

炭水化物とたんぱく質は植物自身が光合成をすることで作られるが、

ミネラルは作り出すことができない。

つまり、人間が植物を育てるうえで考える(手を加える)のはいかに

ミネラルを植物に与えるかというところ。

 

では、植物はミネラルをどこから吸収するかというと、、根っこから。

つまり人間は土づくりに集中すればOKということ。

 

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どんな土にしたら良いのかというところで出てきたキーワードが

『団粒化』

植物がミネラルを効率よく吸収することができる状態が土の団粒化。

(土づくりはこれに尽きるとも思った。)

どうやって団粒化状態の土を作るかというのはまた追い追い。。

 

このあと、午後の畑で団粒化状態の土を触ったけど、ホロホロ状態の土だった。

さわっても手が汚れないのであります。

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ミネラルの循環

ミネラルの重要性がわかったところでミネラルはどこから来るのかという話へ。

ミネラルはどこから来るか、、、答えは海から。(卵が先かニワトリが先かという話だけれども)

 

海の底に沈んでいたミネラルが、地殻変動により隆起して山を形成する。

そして、山へと移動したミネラルは雨で流れて、高地から低地へと広がって

川や地下水へと流れ込みやがては海へ行き、沈みまた海底へ…。

 

いま山や森、畑にあるミネラルもやがては海へと巡り巡っていく。

(悠久の時を経てミネラルは地球を循環しているのでした。壮大な地球という惑星としての時間軸の捉え方にハッとなった瞬間)

 

午前中はしっかりと座学。

そのほか

・そもそも植物はなにからできているか

・ミネラルの循環

・土はどうやってできているのか

を学んだところでお昼休憩

 

 〜畑の設計について〜

午後は畑へ。

 

これから畑をはじめる時、畑を設計する時に

まず見るべきポイントは、畑の地形、それから風の流れを知ること。

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周辺の木々をよく観察して感じとる

・地形について

植物を育てるうえで大事なのはその土地が乾きやすいのか、水が溜まりやすいのか。

土地の状況に合わせて育てる野菜を決める。

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深く掘り水の浸透具合を見る

・風の流れを知る

強い風が吹く方向を見極めて、防風すること。

なぜかというと、風が強いと植物は風に負けまいと抵抗して茎を太くしようとする。そうすると、茎に栄養を使ってしまい果実に栄養が回らなくなってしまう。

 

そのほか備忘録

・きゃべつは外側の葉を青虫に食べてもらうことで窒素を供給する。

外側の葉→青虫→青虫の糞→土→キャベツ

上記のようにキャベツの周りでも小さな循環が起きている。

その他の植物でも同じ様に昆虫との共存がある。

 

・植物は水やりで病気になりやすい。

水やりの時に気をつけるポイントは

水の跳ね返りに注意すること。水の跳ね返りにより雑菌が葉に付着してしまい病気になることが多い。

 

・岡本さんが緑肥として育てるのは

イネ科はソルゴー、マメ科ヘアリーベッチ、キク科はマリーゴールドアブラナ科からし菜。

 

・農薬についての理解

農薬は太陽光で分解する。(無毒化する)

(いままで何も知らずに農薬は悪って感じに嫌って恐れていたけど、

調べてみると必要以上に恐れすぎていたのかなと思った。)

http://www.jcpa.or.jp/qa/a2_05.html

 

最後に

講座での目標を書き残して有言実行するために

・パーマカルチャーを実践していく

自給自足の第一歩としてまずは自宅の食料自給率を少しずつ上げていく。

今年のうちに無肥料栽培でなにかしら育てる。

 

・無肥料栽培の概念を取り入れたカードゲーム作る

無肥料栽培で学んだことをカードゲームにして落としこんでカタチとして残したい。

無肥料栽培ならではの喜びや感動、ジレンマなどをゲームに組み込んで、ふだん農に関わらない人でもカードゲームをとおして理解できるようなものを作る。

 

それでは

らくがきとダブルモニター

長らく愛用しているIPad mini

動きが若干おそくなってきたもののまだまだ現役で使ってる。

が、最近はバージョン対応していないアプリも登場してきて

そろそろ買い換えようかと思っているところ。。

 

そんな中、古いバージョンにも対応しているアプリをご紹介。

 

ひとつ目は『Duet Display

Duet Display

Duet Display

  • Duet, Inc.
  • 仕事効率化
  • ¥1,200

iPadがサブモニターと化すアプリ。

以前からあこがれていたダブルモニター

iPad画面で調べものしながら文章書く時など重宝する。

若干動きにタイムラグがあるもののとても使いやすい。

1,200円だけど、モニターを新しく買ったら数万円と思えば安い買い物。

 

ふたつ目は『アイビスペイントX』

アイビスペイントX

アイビスペイントX

  • ibis inc.
  • エンターテインメント
  • 無料

もともと絵を描くことは好きだったので、何かいいらくがきアプリはないかな〜と探して色々試した結果、このアプリにたどりついた。

色々なペンを選んで描くことができて楽しい。自由度の高いアプリだと思う。

まだ使って間もないけれど、無料でこのクオリティはすごいの一言。

 

らくがきはまだまだ勉強中〜

これから何か描いたら気ままに載せていきます〜

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それでは

 

 

土づくりのはじまり

地球のしごと大學の循環農学部に参加してきた。

地球のしごと大學 – これからの 生きる と しごと を創る

 

農家に産まれて、生きてきて、それとなく農業には関わってきたものの、ふわっと感覚的に知っているだけであって、知識として身についている訳ではなかったので一度基本から学びたいと思い申し込み。

 

講師の岡本よりたかさんは無肥料栽培という農薬や化学肥料は使わない農法を実践していて、ぼくがやってみたい方法でもあったのでドンピシャだった。

(ちなみに自然栽培や不耕起栽培、オーガニック農法、、、いろいろな農法があることは知っているけど、それぞれの違いが分からない。。。講座期間中に整理しておきたい)

 

千葉県は佐倉市にて講座スタート

午前中は自己紹介からはじまり、食や遺伝子組み変え作物、種苗法についての動画を見た。(種苗法がこの3月で廃止になるなんて知らなかったー。。)

www.youtube.com

www.youtube.com

・・・知っていたことでもいざ映像でみると突きつけられた感じがした。

自分の手で育てた野菜がいちばん安心だなと思うし、そう思えるものを育てていきたいなあああ。

 

午後は畑へ

まず最初にやったのが踏み込み温床というもの。

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ぬか床のような匂いが、、、

これは藁、腐葉土、糠、油かすをいく層にも重ねてミルフィーユ状にして足で踏み込むもの。

すると微生物の力により発酵して温かくなるそうだ。

 

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今回は野菜くずも投入

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温度は20℃を目安に


↑これは気温と湿度を測れる湿温度計。しかも1日のデータを蓄積してあとで確認できるとのこと。便利!

この踏み込み温床の暖かい環境の中、発芽を促すのだそうだ。

 

続いて種まきへ

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野口種苗の種

ポットの土には前もって仕込んであった踏み込み温床の土のほか、ピートモスバーミキュライト、もみ殻くん炭などを混ぜ込む。

 

ポットは10.5cmのサイズを使用。これはポットで発芽させ、ある程度成長したら路地に植え替えできるようにこのサイズを使用するとのこと。

もっと小さいポットや製氷皿のようなポットもあるけど、サイズが小さいと発芽してから路地への植え替えまでもう一度ポットに移し替えなければいけなくなり、植物にとっても土壌中の微生物にとっても負担になるようだ。

 

今回の講座で気づいたこと

よく農業は土づくりが大事と聞くけれど、無肥料農法での土づくりは土の中の微生物を育てる。この感覚が近いのかなと思った。

 

土壌中の微生物にとってより良い環境にしてあげること。微生物が活発になることで植物もよく育つ。それが人間が植物のためにできることなのかな。

土から微生物の声が聴こえるようになったらいいものだ。

 

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菌糸がびっしりのもみ殻たい肥

 

次回は4月7日、この日蒔いた種たちが発芽しているのか楽しみであーる。

 

それでは

長屋でアート

3月末で取り壊しが決まっている長屋で初個展を開催するという友人とアートコラボをしてきました。 

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どこか懐かしい佇まい

 

 

会場は『京島長屋82日プロジェクト』の空き長屋のひとつ。

kyojima-nagaya.localinfo.jp

 

※『京島長屋82日プロジェクト』とは

2018年1月9日(火)から立ち退き期限の3月31日(土)まで、取り壊しが決まった長屋で実施するプロジェクトです。空き長屋を使って様々な展示やワークショップを行います。

 

また、『京島長屋82日プロジェクト』は『39アートin向島』のプロジェクトのひとつで、周辺一体となって盛り上がっている、情緒ありアートありなイベントなのでした。

 

39art-mukoujima.info

※『39アートin向島』とは

向島エリアでは3月9日を中心とした3月いっぱい、「39アート in 向島」と題して、エリア内の拠点、アーティスト、まちの人が様々なイベントや展覧会、まちあるきなどを開催しています。

 

友人(通称:ペコ)とは今年のはじめに、とある酒場のイベントで知り合ったばかり。それにもかかわらず、意気投合して今回のアートコラボが実現したのでした。

「いつかアートコラボしたいね~」

などと話した気もするけど、実現までが早かった!(約2ヶ月弱)

 

ペコが描き、ぼくが額縁を作るというアートコラボ。

額縁は各辺別々の木材を使い、たき火しながら焼きました。(工程についてはまた追々)

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すべて0.05mmの黒ペンで描いてます

本人いわく、大学を卒業して新卒で入社した会社を1ヶ月弱で逃げるように辞め、その後の、人生に悶々としていた時期(いわば、人生の暗黒期(笑))に、ふと描き始めたとのこと。

 

自らの作品を『模様芸術』と呼び、『出没する個展』と題して自分が遊びに行くところに、自分のアート作品を持っていくというスタイルを確立しているペコ。

年初めに出会った酒場でも酒場という空間でありながら、出没していたのでした。

※『模様芸術』と『出没する個展』はともにペコの造語です。

 

『出没する個展』は「自分が遊びに行くところに、自分のアート作品を持っていく、というシンプルな企画です。」と、この感覚をとても大切にしているペコ。

 

今回の個展も作品の説明書きなどはなく、会場である長屋の和室に、そっと置く感じの展示でした。

 

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既存の個展にあるような個展を観に行くという感覚は当てはまらず、ただただそこに作品達が"出没"しているのでした。

 

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「美しいものを創作しようとする努力ほど、人間の魂を清めてくれるものはない。」ー ミケランジェロ

ペコが作品を描いているところは見たことはないけれど、とにかく無心でいるんだろうなあ、と想像する。なんだかこの言葉がぴったりとはまる気がした。

 

長屋とアートが醸し出した空間(あとコーヒーと音楽も)はどこか懐かしく特別で、アートって良いよねって、そう思える1日でした。

 

それでは。

 

ペコの作品もっと見てみたい方は

こちらからどうぞ。

https://ryota-yasuda-peco.tumblr.com

 

 

 

 

 

 

春へのリレー

わが家の周囲では年が明けて一番に咲くのが蝋梅の花。

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きれいでいい香り、あたたかな春が近づいていることを感じさせてくれます。

これから福寿草→土佐水木→山茱萸、と順々に
黄色い花が咲いていきます。

春にむかって行く楽しみひとつ。